日本の天台宗を開いた伝教大師最澄の1200年の大遠忌を記念して、日本天台宗の始まりから教えの広がり、天台思想が生んだ様々な文化、そして現在への繋がりを全国各地の名宝でたどる特別展「最澄と天台宗のすべて」がいよいよ京都でも開催されます。
京都会場の注目展示は、60年に一度公開される秘仏「等妙寺(愛媛県)の菩薩遊戯坐像(伝如意輪観音)」、また寺外初公開の秘仏「法界寺(京都府)の薬師如来立像」では、薬師如来立像最澄自刻といわれる胎内仏X線CT撮影の画像なども含め国宝23件、重要文化財71件も合わせて130件が展示されます。
京都会場の開催は2022年4月12日(火)~5月22日(日)
前売券は2月18日(金)から販売。詳しくは「最澄と天台宗のすべて」HPをご覧ください。
【九州会場開催のお知らせ】
京都国立博物館の開催に先駆けて、2月8日(火)からは九州国立博物館にて「特別展 伝教大師1200年大遠忌記念 最澄と天台宗のすべて」が開催。国宝28件、重要文化財68件ほか、至宝・名宝が勢ぞろいします。