日本の天台宗を開いた伝教大師最澄の1200年大遠忌を記念して、日本天台宗の始まりから教えの広がり、天台思想が生んだ様々な文化、そして現在への繋がりを全国各地の名宝でたどる特別展「最澄と天台宗のすべて」が九州国立博物館で開催中です。(3月21日まで)
伝教大師最澄は、すべてのものは仏になれるという「法華経」の教えに導かれ、九州から唐に渡り天台諸学を学んだあと、比叡山を拠点にしてその教えを全国に広めました。
本展では九州をはじめ西日本を中心とした全国各地の天台ゆかりの寺社で護り伝えられてきた総数約120件の宝物が集結。伝教大師最澄、そして天台宗のあゆみを見ることができます。
■伝教大師1200年大遠忌記念特別展「最澄と天台宗のすべて」
○会場:九州国立博物館(福岡県太宰府市石坂4-7-2)
○会期:令和4年2月8日(火)~3月21日(月・祝) ※事前予約は不要
○開館時間:9:30~17:00(入館は16:30分まで)
○休館日:月曜日(3月21日は開館)
○観覧料:一般1,900円 高大生1,200円 小中生800円
詳しくは「最澄と天台宗のすべて」HPをご覧ください。